お客様（奥様）から、こんなことを言われたことがあります。

「骨壺の土台のようなものは、ないのでしょうか？」

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骨壺は、ご遺骨を納め、心から供養するためのものです。

ご遺骨をどんな骨壺に入れて、供養をするのか、

どんな模様なら、材質なら、喜んでくれるのか、

そういったことを考えて、骨壺を選ばれる方が多いです。

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確かに、ご遺骨を収納する骨壺の材質や模様は、

心から供養するために、分かりやすく、大切なことです。

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しかしそのお話を頂いた奥様は、

「骨壺をそのまま置いてしまうと寒そうで、可哀想だ」

とおっしゃられていました。

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このお話は、

土台を用意する行為が、

お金をかけて色々してあげてすごい、

という話ではありません。

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いかに極楽浄土で、気持ちよく過ごせるか、

苦しい思いを、不便な思いをせずに済むのか、

そういったことを考えられた奥様が辿り着いた、心づかい、気持ちだったのです。

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そのお言葉に彼岸乃里（骨壺の土台）の着想を得ました。

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土台にお顔や文字を掘ることで、

極楽浄土でも、半永久的にその笑顔のままでいられるように、

そういったお客様の気持ちを後押しできる商品となっています。

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